ずっ〜と
「鳥は自由に飛べて良いなあ...。」と思っていました。
でも、観察すればするほどそれは甘い考えで「飛ぶというのは命がけの作業だぞ。」
と気づいた。
あのしなやかで繊細な羽で自分の身体を持ち上げとんでもないスピードで
空を移動する。
羽ばたきが少しでも乱れたら墜落。
雨が降ろうが
風が吹こうが
吹雪だろうが
炎天下で喉が渇こうが
泣きたいほど傷ついていても
死にそうに腹が減っても
飛ばなきゃならない
俺のように四十肩、五十肩になったら死ぬしか無い
「飛ぶ」という事は自由の象徴みたいに形容されて優雅に見えるけれど
実は生きるために必死に飛んでいる鳥たち
その表裏一体の儚さに気づいたらなおさら好きになった