最近は人の写真を撮ることが難しい。
プライバシーを侵害するなどの理由で
(私も含め)みんな過敏になっている。
心ないカメラマンによるインターネットへの
無神経な掲載、投稿などが原因だろう。
子供の学校で広報のカメラマンをさせていただいていた時に
それはひしひしと感じた。
「子供を特定できる写真は使わないように」
「なるべく顔が解らないようにお米粒のように小さく」
「後ろ姿ならOK!」
「ぼけていればOK!」
年を追うごとに規制は厳しくなり、撮影することの意味を感じられなくなっていった。
夢中になっている子供の顔や生き生きと飛び回っている姿
それを伝える事が広報の役割だと思って頑張って来たけれど難しい時代になって来たもんだ。
10年間続けた広報のお手伝いも卒業、今の世には土門拳は存在できないだろうなあ。
(因に、子供たち一人一人に写真掲載の許可を得てダメだと言う写真はもちろん使いませんでした)